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2009-04-27 06:23:17時点のリビジョン4

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location: ライティングの調整

ライティングの調整

ライティングの考え方

次の2つの点を考えるとよいでしょう。


調整の例

鳥を正面向きに配置しました。

そのままレンダリングするとこのようになります。

背景色(環境色)は黒のまま

背景色は白に近い灰色

lighting02.png

lighting03.png

lighting04.png

比べてみると、背景色が違うと物体の色の感じ方も異なります。 このため

直方体の陰のつきかたを見ると、正面からまっすぐに光が当たっているのがわかります。


最初から配置されている光源の調整をします。

平行光源を回転します。

レンダリングしてみるとこのようになりました。


ここまでで、上(やや前)から光が当たっている状態になりました。

この光を少しだけ右または左に向けることで自然な感じになります。

やや右から当たっているようにした例です。

やや左から当たっているようにした例です。


前からの光を追加します。

レンダリングするとこんな感じです。 上方からの光はやや左から当たっている場合です。

前からの光を、ちょっと右にずらしました。


2つの光源のパラメータを調整します。

パラメータは光源をダブルクリックすると現れるウインドウで修正します。


応用例

これは、初期状態のままでレンダリングしたものです。 ライトは正面からの平行光です。これではせっかくの物体の立体感がわかりません。

ライトの向きを修正して斜め上から当たるように修正すると次のようになります。 物体はしっかり見えますが、テーブルの上に乗っている感じがしません。

点光源を1つ追加し、上部に配置してみました。 テーブルの上に物体の影ができ、そこにあるように見えてきました。 一方を平行光、もう一方を点光源にしていますが、 どれを使ってもかまいません。 両方とも点光源にするのが調整しやすいかもしれません。 斜め前方からと、斜め上方からの2つを使うのが基本です。

次に、光源の強さを調整しました。 光を少し弱くしました。 上では白くとんでいた壺の質感が良くわかるようになりました。

上部の光源を点光源からスポットライトに変た例です。 場合によっては面白い効果が得られます。