マスク
切り抜くと同時に、前面のオブジェクトのA情報を用いてマスク処理を行う機能です。
型に使う前面のオブジェクトにはA情報を用いた塗りが設定されていなければなりません。
例
- 前面の長方形に、A情報を用いた半透明のグラデーションが設定されています。
- このグラデーションのA情報は、一番上が255(100%)で一番下が0(0%)です。
- マスク操作を行うと型抜きが行われ、型のA情報が付加されます。
- その結果、ペンギンの上の方は不透明で、下の方はしだいに透明になります。
マスクにはA情報だけが使われ、色は無視されます。
切り抜かれるオブジェクトでA情報が設定されているときも、型のA情報に置きかえれられしまうので注意が必要です。
A情報を用いたグラデーションが設定されている場合以外は使っても意味がありません。切り抜くだけならクリップを使えばよい。