== ペンツール == これまでにフリーハンド(鉛筆)ツールで線を描き、それを修正できることを学びました。<
> パスの修正は、ノードやハンドルを移動することで行いました。 ペンツールを使うと、ノードやハンドルの位置を指定して曲線(や直線)を描くことができます。 . Illustratorなどの市販のソフトでも同じです。 慣れると、フリーハンドよりペンツールの方が速く、美しく描けるようになります。 . '''ペンツールで思い通りの曲線が描ける'''ことが、ドロー系ソフトを使いこなす重要なポイントです。 ---- これがペンツールです。 . {{attachment:pen2.png}} クリックまたはドラッグして線を描くことができます。 . 折れ線を描くには<>を、 . 曲線を描くには<>を用います。 . 線を描き終わるには<>キーを押します。 クローズパスの場合にはEnterキーを押す必要はありません。 ---- === 滑らかな曲線を描く場合の考え方 === 曲線はノードと方向線で表されます。 . {{attachment:path01.png}} 曲線上のこの位置にノードがあります。 . {{attachment:path02.png}} ノードの位置から、'''曲線と同じ方向'''に方向線が出ています。 . {{attachment:path03.png}} この曲線を時計回りに描く場合の方法を示します。 . ノードの位置から、方向線の向きに長さ分を'''ドラッグ'''します。 ドラッグする部分を矢印で示します。 . 矢印の根元でボタンを押し . 矢印の先でボタンを離す。 . {{attachment:path04.png}} ノードと方向線との対応を確認してください。 マウスの動きを線で結ぶとこのようになります。 . 実線部分はボタンを押しているとき . 点線部分はボタンを離しているときです。 . {{attachment:path05.png}} ボタンを離してから次のノードに進むときに、 後戻りをしないで1周しているのが分かります。 このようにドラッグの量を調整するのがコツです。