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2009-11-21 01:28:53時点のリビジョン18
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編集者: masahiko
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2009-11-21 01:32:22時点のリビジョン19
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編集者: masahiko
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catchの箇所のインデントが、他の場合と違います。 catchの箇所のインデントの仕方が、他の場合と違います。
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=== ファイル入力時の例外処理 ===
ファイル入力時には例外が発生する可能性があるので、必ずtry,catchを書きます。

ファイルを開く(インスタンスを作る)ところから、ファイルを閉じるところまでの範囲をtryのブロックにし、
その後ろにcatch

ファイル入力

ファイル入出力のために、 つぎの4つをスーパークラスとする数十個のクラスが用意されています。

  • InputStream バイト入力

  • OutputStream バイト出力

  • Reader テキスト入力
  • Writer テキスト出力

なおこの4つは抽象クラスのため、直接利用することはできません。


テキスト形式のファイルからの入力には Readerクラスのサブクラスである BufferedReader クラスを利用します。

BufferedReader クラスの readLineメソッドを使うことで1行ずつ読み取ることができます。

利用する機能は次の3つです。

  •    1  BufferedReader b;
       2  String s;
       3 
       4  b = new BufferedReader( ... );
       5  s = b.readLine();
       6  b.close();
    
  • 4行目で、BufferedReaderクラスのインスタンスを作ります。

  • 5行目で、このインスタンスを使ってreadLineメソッドを使って1行分読み取り、結果を文字列sに代入しています。
  • 6行目で、ファイルを閉じています。

ファイルを使い終わったときには、ファイルを閉じる処理が必要です。
ファイルの使い始めのopenは必要ありません。インスタンスを作ればよい。


readLineメソッドはファイルの終わりに達したときは null を返します。
ファイルを1行づつ読んで終わりまで処理するには、5行目を次のように修正します。

  •  while( true )
     {
         s = b.readLine();
         if(s == null)
             break;
     //  各行での必要な処理はここに書く
     }

これと同じ内容を、次のように書くこともできます。

  •  while( (s = b.readLine() ) != null)
     {
     //  各行での必要な処理はここに書く
     }


BufferedReaderインスタンスを作成するときには、 コンストラクタの引数としてFileReaderのインスタンスを与える必要があります。

FileReaderコンストラクタの引数にはファイル名を与えます。

  •  FileReader f;
     f = new FileReader( "filename" );
     b = new BufferedReader( f );

インスタンスfはここでしか用いないので、次のように記述することもある。

  •  b = new BufferedReader( new FileReader( "filename" ) );

ファイル名や1文字ごとの情報はFileReaderインスタンスの状態として保持され、 行単位の情報はBufferedReaderインスタンスの状態として保持されると考えればよい。

  • filereader1.png

処理はBufferedReaderインスタンスへのメソッドを通して行います。

ここまでをまとめると次のようになります。

  •    1  FileReader f;
       2  BufferedReader b;
       3  String s;
       4  
       5  f = new FileReader( "filename" );
       6  b = new BufferedReader( f );
       7  
       8  while( (s = b.readLine()) != null)
       9  {
      10         // 各行での必要な処理はここに書く
      11  }
      12  
      13  b.close();
    


例外処理

プログラム実行中になんらかの例外が起こることがあります。

例外が起こったときにプログラムの実行を中断するのではなく、なんらかの処理を行うよう記述できます。

  • reigai1.png

例外処理の記述には try,cahtch 構文を用います。

  • reigai2.png

  • 1番目のブロックに通常の処理(図の青の部分)を記述します。
  • 例外には受け取る例外の型と変数を記述します。
  • 2番目のブロックには例外が起こったときの処理(図の赤の部分)を記述します。

ブロックは

  • { で始まり
  • 文を必要なだけ書き
  • } で終わりました。

通常は次のように記述します。 catchの箇所のインデントの仕方が、他の場合と違います。

  •  try
     {
         ...
     } catch(...) {
         ...
     }


ファイル入力時の例外処理

ファイル入力時には例外が発生する可能性があるので、必ずtry,catchを書きます。

ファイルを開く(インスタンスを作る)ところから、ファイルを閉じるところまでの範囲をtryのブロックにし、 その後ろにcatch

   1 public class ReadSample
   2 {
   3         public static void main(String[] args)
   4         {
   5                 try
   6                 {
   7                         java.io.FileReader f;
   8                         java.io.BufferedReader b;
   9                         String s;
  10                         
  11                         f = new java.io.FileReader( args[0] );
  12                         b = new java.io.BufferedReader( f );
  13                         
  14                         while( (s = b.readLine()) != null)
  15                         {
  16                                 System.out.println( s );
  17                         }
  18                         
  19                         b.close();
  20                 } catch(Exception e) {
  21                         System.out.println( e );
  22                 }
  23         }
  24 }

ファイル入力 (最終更新日時 2009-11-25 00:33:32 更新者 masahiko)