パスの編集(練習)

パスの編集(練習)

パスの編集例を示します。

ちょっとした修正で、美しい曲線が描けます。 次の点を考えて行いましょう。

ノードツール(ノードでパスを編集)を使います。

ノード編集ツールを選ぶと、画面上部のツールコントロールが次のように変わります。

このページの練習ではスナップはOFFにしておきます。


フリーハンドツールで描いたパス

フリーハンドツールを用いてシャツを描いてみました。

がんばって描いたつもりでも、ギザギザの線になっています。

拡大してみるとよくわかります。

ノード編集ツールで選択してみると、 パスを構成しているノードが表示されます。 非常に沢山のノードでできていました。 個々のノードを移動してパスを修正できることを述べましたが、 こんなに沢山のノードを修正するのは大変です。


ノードの数を減らす

ノードの数を減らす機能があります。 これを使って適当な量までノードの数を減らします。

ノードの個数が減っているのを確認しながら、 「パスの簡略化」何度か行います。

思ったとおりには減らないかもしれません。 次の作業ができる程度にして、次の作業に進みます。

ノードを指定して減らす方法もあります。


以下の作業は修正が必要と思われるノードに対してのみ行ってください。 すべてのノードに行う必要はありません。

どの作業が必要か考えましょう。


ノードの位置を修正する

全体の形を見ながら、ノードの位置を修正して形を整えます。


ノードの種類を変更する

滑らかなノードを角ばったノードにする

丸で示したノードを角ばらせました。

角ばっているノードを丸くしたいとき

3つのボタンの違いについては後日解説。


方向線を調整する

ノードを選択すると、ノードから伸びている方向線(ハンドルともいう)が表示されます。 ハンドルの先についている○を移動することで曲線の曲がり具合を調整できます。

滑らかなノードでは片方のハンドルを動かすと、 反対方向のハンドルも同時に動きます。

角ばったノードでは両側のハンドルは別々に動きます。 ノード間が直線のときは、ハンドルが無いこともあります。


注意

フリーハンド線などを修正しても、バケツツールで作った部品は連動しません。

修正部分にバケツツールで作った部品がある人や、余分な部品がある人は、その部品を削除してから修正を行うとよいでしょう。

パスの編集(練習) (最終更新日時 2010-10-09 13:10:21 更新者 masahiko)