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デバッグ

プログラムの間違いを修正することをデバッグ(虫取り)と言います。

このときには、エディタを使った編集作業と、Rhinoとの会話という2つを切り替えながら行うことになります。 どちらの作業が必要なのか、エラーメッセージや実行結果を見て判断しましょう。

プログラムで求まった答えが正しいかどうかは、自分で判断しなければなりません。


エラーメッセージ

エラーメッセージは英文で表示されます。 どこに、どんな誤りがあるかを示してくれているのです。

翻訳できなくても、誤りの場所を見つける手助けに使いましょう。

誤りの場所

1)メッセージの先頭が

のときは >JS に対する入力に誤りがあります。

2)メッセージの先頭に

のようにファイル名が表示されるときは、ファイル(プログラム)内に誤りがあります。 この場合

のように、何行目で誤りが発見されたかも合わせて表示されます。

多くの場合にはエラーのある行を正しく示してくれますが、前の行が ; で終わっていなかったり、 { と } の対応がおかしかったり、コメントの書き方が間違っているときには、間違いのある行より後で表示されます。

指定された行に間違いが見つからないときは、前の行などを見ましょう。

誤りの内容

1)文法的なエラー

代入文、print文、関数などの書き方に間違いがある場合です。

のように、間違いの内容を指摘する場合もあれば

とだけ表示されることもあります。

2)知らない名前が現れた

値が定まっていない変数が使われたときに起こります。 変数の名前のタイプミスでも起こります。

メッセージの最後がis not definedで、その直前に使われた名前が表示されます。

3)その他

コメントの書き方で、/* はあるけれども */ が書かれていないときのエラー。

示される行番号よりずっと前の方に間違いがあるはずです。

使えない文字が使われているエラー。

記号などを全角文字で入力したときに起こります。