== オブジェクト == もののことをオブジェクトという。 ---- '''例''' コンビニのおにぎり いくつかの種類があり、それぞれ何個か並んでいるでしょう。 それら1個1個が1つのオブジェクトです。 オブジェクトは'''角の丸い長方形'''で表します。  図1つが1つのオブジェクトを表します。  図の中にオブジェクトのもつ情報を書きます。 150円のうめおにぎり1個はこのように描けます。 . {{attachment:onigiri1.png}} 種類が違うと情報が違います。 . {{attachment:onigiri2.png}} 同じ種類のオブジェクトがたくさんあるとき、こんなふうに省略することもあります。 でも、後ろのものが同じかどうかは手にとってみないと分りませんよね。 . {{attachment:onigiri3.png}} オブジェクトは次のような図で表します。 . {{attachment:onigiri4.png}} クラスは'''角のとがった長方形'''で表します。 おにぎりのオブジェクトに対応するクラスはこのようになります。 . {{attachment:onigiri52.png}} ---- UMLではクラスは次のような角のある長方形で表します。 . {{attachment:class1.png}} . 3つの部分に分け、クラス名、属性、操作を記入します。 . 属性、操作(動作)は複数個あることもあるし、無いこともある。 . 今回は必要な部分だけを書き、他の部分は省略しています。 . 今回省略した部分も後日でてきます。 . 属性や操作の前に+などの記号をつけて、次の情報を表すこともある。 . + public . - private ---- === Javaのデータ === オブジェクトを扱うことができる。 . オブジェクトはクラスのインスタンスである。 . クラスは型の一つである。 . 新しいクラス(型)を定義することができる。 データは次の3つのいずれかの領域にとられる。 . 静的エリア . スタック . ヒープ オブジェクトはヒープ領域にとられる。