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#acl All:
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このページでは展開図を作り方を説明しています。
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 * 正確な拡大縮小

このページでは展開図を作り方を説明しています。

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=== 店の形を決める ===

どんな形の店を作るのか決めてから始めます。
同じような形でも、比率や屋根の角度が変わるだけでずいぶん雰囲気が変わります。

普通の単純な家の形です。
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=== 家の形を決める ===

どんな形の家を作るのか決めてから始めます。
同じような形でも、縦横の比率や屋根の角度が変わるだけでずいぶん雰囲気が変わります。

単純な形の家です。
行 17: 行 15:
これに四角いでっぱりをつけると、こんな家ができます。
四角いでっぱりをつけると、こんな家ができます。
行 21: 行 20:
屋根の角度を変えると、こんな感じにもできます。
へこませることもできます。		 四角くへこませると、こんな家もできます。
 {{attachment:ie4.png}}
屋根の角度を変えると、雰囲気が変わります。
行 24: 行 24:
 {{attachment:ie4.png}}

以下の説明はこの形のもので行っています。
以下の説明はこの形で行っています。
行 37: 行 36:
 . {{attachment:mise22.png}}  . {{attachment:house01.png}}
行 46: 行 45:
一方の四角を移動し、角→角とスナップされたところで離します。
 . {{attachment:mise25.png}}

==== グループ化と反転 ====
２つをグループ化し、
上下反転しておきます。

 . {{attachment:mise26.png}}
建物を下から見た形になります。
以下の作業は下から見た図を使った方が作業がわかりやすい。
これに合わせて壁などを描いていきます。

----
=== 左の壁を描く ===
左の壁(オレンジで示した部分)を描く作業です。
 . {{attachment:mise27.png}}
左の壁の三角を除いた部分を、四角ツールで描きます。
 小さい方の四角の右上の角を、大きい四角の右下の角に合わせます。
角→角とスナップされたところで離します。
 . {{attachment:house02.png}}

==== グループ化 ====
２つをグループ化しておきます。

 . {{attachment:house03.png}}

底面図ができました。

次に、底面図に合わせて壁などを描いていきます。

----
=== １枚目の壁 ===
まず、奥の大きな壁(オレンジで示した部分)を描きます。
 . {{attachment:mise53.png}}

四角ツールで描いた後、
行 65: 行 65:
 . {{attachment:mise30.png}}
. {{attachment:house04.png}}
行 68: 行 69:

. {{attachment:mise28.png}}		  . {{attachment:house05.png}}
行 72: 行 73:
 . {{attachment:mise29.png}}
上下に拡大縮小し高さを調整します。
 . {{attachment:mise31.png}}
==== 三角部分を作る ====
 . {{attachment:house06.png}}
上下に拡大縮小し壁の高さを調整します。
 . {{attachment:house07.png}}

壁の高さを決めたら、変更しないこと。

変更する場合は、これ以降の作業をやりなおす必要があります。

----
=== 四角い壁 ===

残りの壁は高さを１枚目の壁に合わせて作ります。

１枚目の壁をコピーして使えば、高さを合わせなくても済みます。

 . {{attachment:house09.png}}

横の壁は、三角部分を無視して長方形で作っておきます。

 . {{attachment:mise27.png}}
 . {{attachment:house08.png}}

横の壁の場合、コピーした壁を９０度回転して使えばよい。
 . {{attachment:house10.png}}
上端を底面図にスナップし、
 . {{attachment:house11.png}}
下端も底面図にスナップして底面と長さを合わせます。
 . {{attachment:house12.png}}

他の壁の同様にして作ります。
 . {{attachment:house13.png}}

----
=== 三角部分を作る ===
横の壁は長方形の部分だけが作られています。
 . {{attachment:house14.png}}
よこ向きになっています。
 . {{attachment:house15.png}}
通常の向き（上が上、下が下）にするために、９０度回転します。
 . {{attachment:house16.png}}
行 77: 行 116:
 . 一方の端は壁の角にスナップします。
 . ノードツールを使って、もう一方の端を移動し屋根の角度を調整します。
 . {{attachment:mise32.png}}		  . 左端は壁の角にスナップします。
 . ノードツールを使って、右端を移動し屋根の角度を決めます。
 . 長さは少し長めにすること。
 . {{attachment:house17.png}}
行 81: 行 122:
 . 反対の角にスナップします。
 . {{attachment:mise33.png}}
スナップコントロールをパスにスナップするように変更します。
 . {{attachment:mise35.png}}
反対の角をつかんで拡大縮小します。
 . 角度を変えないために<<Color(red:ctrlキーを押したままで)>>ドラッグします。
 . {{attachment:mise34.png}}
線上にスナップされたところで離します。左右対象の形ができます。
 . {{attachment:mise36.png}}

スナップコントロールをノードにスナップするように変更します。
以下は、この設定のままでよい。
 . {{attachment:mise24.png}}		  . 右端の点を右の角にスナップして配置します。
 . {{attachment:house18.png}}
行 98: 行 128:
 . {{attachment:mise37.png}}  . {{attachment:house19.png}}
行 101: 行 132:
(パスに変換)を押します。

パスに変換されたら、上の辺の中ほどでダブルクリックして、点を１つ追加します。
 . {{attachment:mise38.png}}
追加した点を上に移動すると、屋根のてっぺんの点にスナップされます。
 . {{attachment:mise39.png}}
壁の形ができました。

余分な線が２本ありますが、後で使うので残しておきます。
 . {{attachment:mise40.png}}

----
=== 他の壁を描く ===
ここまでの作業で、底面図と１つの壁ができています。

他の壁の大きさは
 * 横の長さは底面の対応する長さに
 * 高さはすでに描いた壁の高さに
スナップ機能を使って長さを合わせて作ります。
すでに描いた壁のとなりの壁から順に描きます。

==== 壁1 ====
 . {{attachment:mise43.png}}
(1)四角形を描き、
底面の対応する部分の長さに合わせます。
(2)９０度回転し、先に描いた壁に合わせます。
(3)壁の高さを合わせます。
 . {{attachment:mise44.png}} {{attachment:mise45.png}} {{attachment:mise46.png}}

==== 壁2 ====
 . {{attachment:mise47.png}}
(1)四角形を描き、
底面の対応する部分の長さに合わせます。
合わせる辺の向きが壁1のときとは違います。
(2)そのまま移動し先に描いた壁に合わせます。(９０度回転しない)
(3)壁の高さを合わせます。
 . {{attachment:mise48.png}} {{attachment:mise49.png}} {{attachment:mise50.png}}

==== 壁3 ====
 . {{attachment:mise51.png}}
壁1と同様に行います。

==== 壁4 ====
 . {{attachment:mise52.png}}
壁2と同じです。コピーして使います。

==== 壁4 ====
 . {{attachment:mise53.png}}
壁1と同様。
これだけできました。
 . {{attachment:mise54.png}}

==== 壁5 ====
壁の部分は全部でこれだけです。
 . {{attachment:mise55.png}}
残りの１つは最初に描いた壁と同じです。
コピーして配置します。		 (パスに変換)を押し、パスに変換します。
四角形の表示がこのように変わります。
 . {{attachment:house20.png}}

上の辺の中ほどでダブルクリックして、点を１つ追加します。
 . {{attachment:house21.png}}

スナップコントロールをパスの交点にスナップするように変更します。
 . パスにスナップをON　を追加
 . 交点にスナップをON　を追加
 . {{attachment:mise35.png}}

追加した点を上に移動すると、２本の線の交点(屋根のてっぺん)にスナップされます。
 . {{attachment:house22.png}}
壁の形ができます。


----
=== 壁を並べる ===

==== 確認 ====
ここまでの作業で、壁がいくつかできました。
 . {{attachment:house23.png}}
壁に番号をつけてみると、壁の形と位置が確認できます。
 . {{attachment:house24.png}}
同じ形の壁もあります。
１と３，２と７，４と６は同じ形です。
同じ形のものは１つ作って複製して使えます。

不足している壁があれば、作っておきます。

==== 配置 ====
外側から見て、壁が並んでいるとおりに並べます。

横向きに作った壁は９０度回転して、
通常の向き（上が上、下が下）になおしてから配置します。

この作業は、
スナップコントロールをノードにスナップする状態で行います。
 . ノードをスナップをON
 . シャープノードにスナップをON
 . {{attachment:mise24.png}}

壁の高さが合わせてあるので、上下どちらかの端をスナップで合わせれば
他方の端は合うはずです。
合わない場合はこれまでの作業のどこかが間違っています。

１，２，３の壁はこのようにつながります。
 . {{attachment:house25.png}}
４，５，６，７の壁はこのようにつながります。
 . {{attachment:house26.png}}
４の壁の左端は３の壁の途中につながります。
後で、のりしろをつけて貼るようにします。

７の右端は１とつながりますが、
離したままで良い。

----
=== 屋根を作る ===
屋根も壁と同様に四角の縦横の長さを合わせて作ります。
 . 横の長さは対応する壁の幅と同じ。
 . 縦の長さは横の壁の斜めの辺の長さと同じ

横の長さは壁を作ったときと同じ方法で、
スナップを使って合わせることができます。
 . {{attachment:mise58.png}}
縦の長さは、別の方法で合わせます。

横の壁の斜めの部分の長さと同じにするために、
ものさしツールを使って斜めの部分の長さを測ります。
 . これが「ものさしツール」です
 . {{attachment:mise59.png}}
 . 測りたい部分をドラッグすると長さや角度が表示されます。
斜めの部分の左下の点から右上の点までドラッグした例です。
 . {{attachment:mise60.png}}
 . 下線で示した部分に長さが表示されています。

屋根の四角を選択し、「高さ」の数値に表示された値を入力することで指定します。
 . {{attachment:mise63.png}}
行 162: 行 215:
コピーして対応する箇所に配置します。

 . {{attachment:mise57.png}}
----
=== 屋根を描く ===
屋根の幅はこの壁と同じです。
幅は壁を作ったときと同様にスナップで合わせられます。
 . {{attachment:mise58.png}}
縦の長さは、横の壁の斜めの部分の長さと同じにしなければなりません。

最初に作図をしたときに使った線を残しておきました。
斜めの部分に重なっているはずです。赤で示しました。
この線を選択します。
 . {{attachment:mise59.png}}
線を選択した状態で、メニューより「パスの計測」を選びます。
 . {{attachment:mise60.png}}
このようなウインドウが表示されるので、「適用」を押したのち「閉じる」を押します。
 . {{attachment:mise61.png}}
線の長さが表示されます。
 . {{attachment:mise62.png}}
屋根の四角を選択し、「高さ」の数値に表示された値を入力します。
 . {{attachment:mise63.png}}
大きさが揃ったら、コピーしてこのように配置します。
 . {{attachment:mise64.png}}		 コピーして使います。

----
=== 全体の配置 ===

屋根はこのような形でした。
 . {{attachment:house27.png}}

屋根の部品はこのように並べればよい。
 . {{attachment:house28.png}}

ここまでで作った部品は、底面図の他にこれだけです。
 . {{attachment:house29.png}}

お店のペーパークラフト(2)

このページでは展開図を作り方を説明しています。

次の作業の演習です。

  • 正確な配置

家の形を決める

どんな形の家を作るのか決めてから始めます。 同じような形でも、縦横の比率や屋根の角度が変わるだけでずいぶん雰囲気が変わります。

単純な形の家です。

  • ie1.png

四角いでっぱりをつけると、こんな家ができます。

  • ie0.png ie21.png ie3.png

四角くへこませると、こんな家もできます。

  • ie4.png

屋根の角度を変えると、雰囲気が変わります。

  • ie22.png

以下の説明はこの形で行っています。

  • ie2.png

底面図を描く

底面図(ピンクで示した部分を真上から見た形)を描く作業です。

  • mise21.png

四角ツールで四角を２つ描きます。

  • 家の形を考えながら２つの四角の大きさを決めます。

  • house01.png

スナップ機能をONにします。

  • スナップコントロールの一番上をON
  • ノードをスナップをON
  • シャープノードにスナップをON

    mise23.png

  • 横向きに示していますが、通常は縦向きに並んでいます。

小さい方の四角の右上の角を、大きい四角の右下の角に合わせます。 角→角とスナップされたところで離します。

  • house02.png

グループ化

２つをグループ化しておきます。

  • house03.png

底面図ができました。

次に、底面図に合わせて壁などを描いていきます。

１枚目の壁

まず、奥の大きな壁(オレンジで示した部分)を描きます。

  • mise53.png

四角ツールで描いた後、 左下の角を底面図の角にスナップして配置します。

  • house04.png

右下の角をつまんで拡大縮小します。

  • house05.png

角→角とスナップされたところで離します。 これで横の長さがぴったり合います。

  • house06.png

上下に拡大縮小し壁の高さを調整します。

  • house07.png

壁の高さを決めたら、変更しないこと。

変更する場合は、これ以降の作業をやりなおす必要があります。

四角い壁

残りの壁は高さを１枚目の壁に合わせて作ります。

１枚目の壁をコピーして使えば、高さを合わせなくても済みます。

  • house09.png

横の壁は、三角部分を無視して長方形で作っておきます。

  • mise27.png

  • house08.png

横の壁の場合、コピーした壁を９０度回転して使えばよい。

  • house10.png

上端を底面図にスナップし、

  • house11.png

下端も底面図にスナップして底面と長さを合わせます。

  • house12.png

他の壁の同様にして作ります。

  • house13.png

三角部分を作る

横の壁は長方形の部分だけが作られています。

  • house14.png

よこ向きになっています。

  • house15.png

通常の向き（上が上、下が下）にするために、９０度回転します。

  • house16.png

ペンツールで２箇所クリックし、直線を描きます。

  • 左端は壁の角にスナップします。
  • ノードツールを使って、右端を移動し屋根の角度を決めます。
  • 長さは少し長めにすること。

  • house17.png

コピーし、左右反転したものを作ります。

  • 右端の点を右の角にスナップして配置します。

  • house18.png

四角形をノードツール mise41.png で選択します。

  • house19.png

２段めにあるアイコン mise42.png (パスに変換)を押し、パスに変換します。 四角形の表示がこのように変わります。

  • house20.png

上の辺の中ほどでダブルクリックして、点を１つ追加します。

  • house21.png

スナップコントロールをパスの交点にスナップするように変更します。

  • パスにスナップをON　を追加
  • 交点にスナップをON　を追加

  • mise35.png

追加した点を上に移動すると、２本の線の交点(屋根のてっぺん)にスナップされます。

  • house22.png

壁の形ができます。

壁を並べる

確認

ここまでの作業で、壁がいくつかできました。

  • house23.png

壁に番号をつけてみると、壁の形と位置が確認できます。

  • house24.png

同じ形の壁もあります。 １と３，２と７，４と６は同じ形です。 同じ形のものは１つ作って複製して使えます。

不足している壁があれば、作っておきます。

配置

外側から見て、壁が並んでいるとおりに並べます。

横向きに作った壁は９０度回転して、 通常の向き（上が上、下が下）になおしてから配置します。

この作業は、 スナップコントロールをノードにスナップする状態で行います。

  • ノードをスナップをON
  • シャープノードにスナップをON

  • mise24.png

壁の高さが合わせてあるので、上下どちらかの端をスナップで合わせれば 他方の端は合うはずです。 合わない場合はこれまでの作業のどこかが間違っています。

１，２，３の壁はこのようにつながります。

  • house25.png

４，５，６，７の壁はこのようにつながります。

  • house26.png

４の壁の左端は３の壁の途中につながります。 後で、のりしろをつけて貼るようにします。

７の右端は１とつながりますが、 離したままで良い。

屋根を作る

屋根も壁と同様に四角の縦横の長さを合わせて作ります。

  • 横の長さは対応する壁の幅と同じ。
  • 縦の長さは横の壁の斜めの辺の長さと同じ

横の長さは壁を作ったときと同じ方法で、 スナップを使って合わせることができます。

  • mise58.png

縦の長さは、別の方法で合わせます。

横の壁の斜めの部分の長さと同じにするために、 ものさしツールを使って斜めの部分の長さを測ります。

  • これが「ものさしツール」です

  • mise59.png

  • 測りたい部分をドラッグすると長さや角度が表示されます。

斜めの部分の左下の点から右上の点までドラッグした例です。

  • mise60.png

  • 下線で示した部分に長さが表示されています。

屋根の四角を選択し、「高さ」の数値に表示された値を入力することで指定します。

  • mise63.png

出っ張り部分の屋根

  • mise56.png

これは床の部分と同じです。 コピーして使います。

全体の配置

屋根はこのような形でした。

  • house27.png

屋根の部品はこのように並べればよい。

  • house28.png

ここまでで作った部品は、底面図の他にこれだけです。

  • house29.png

お店のペーパークラフト(2) (最終更新日時 2016-12-09 04:42:07 更新者 masahiko)