切りと折りによる作品の設計
画用紙などを半分に折り、はさみで切ると線対称な形ができます。 これを折ることで動物などの作品をつくることができます。
設計のためのツールを作成しました。
ダウンロードしてお使い下さい。
- バグ修正など。(2016)
 - load,saveはinkscapeのsvg形式のみとしました。(2014)
 - 複数の点を選んで、回転や拡大ができるようにしました。(2013)
 - 点の追加、削除が先頭の点でもできるようにしました。点を選んでおいてからAdd,Delを行ってください。(2012-06-14)
 
Javaで記述してあります。 Javaがインストールされていれば、OSを問わず実行できます。
作例
設計手順
- ツールを利用して中心線付近の折りを設計します。
 - 折りの設計ができたら、svg形式で保存します。
 - 保存したファイルをInkscapeで編集して完成させます。
 
使い方
起動するとこんな画面になります。
点をドラッグして移動できます。
点を増やすこともできます。
Fileメニュー
- New 
- 初期状態にします。
 
 - Load 
- Saveしたデータを読み込みます。
 
 - Save 
- svg形式で書き出します。
 
 - Quit 
- 終了します。
 
 
Nodeメニュー
- Add 
- ノードを追加します。
 
 - Del 
- ノードを削除します。
 
 - toWide 
- 紙の幅を広げます。
 
 - toNarrow 
- 紙の幅を細くします。
 
 
Inkscapeで編集
保存したsvgデータをInkscapeで開くとこのようになっています。
- 上側が折った後の形
 - 下側が折る前の形
 
 
ノードツールを使って、上側の図を編集します。 下側の図は自動的に修正されます。 下側の図で紙が干渉しないことを確認しながら行います。
必要に応じ点を追加したり、曲線にしたりします。
2011年6月に千葉市科学館で展示と解説を行いました。
