Particleを使うと、爆発、炎、ホコリなどの表現ができます。

次の中から自分の作品に使えそうなものを選んで確かめましょう。パラメータの値は調整が必要です。

単純な使い方

1.新規ファイル。

2.最初から配置されている四角(平面)を削除または移動しておく。

3.球を配置(ADD→MESH→IcoSphere)。パラメータは2。
  他の形状でもできます。形ではなく、点の位置に意味があります。

4.球を選んだままで,下図のボタンウインドウに切り替える。

5.NewEffectを押し,その少し右にあるBuildを押し,Particleを選ぶ。



ワイヤーフレーム表示では分かりませんが、アニメーションファイルを作成してみると、1フレーム目で光始め、それがだんだん広がり、150フレームで消えます。フレーム番号を変更しF12でもあるていどは確認できます。

時間のコントロールは次のパラメータで調整します。

sta 活動開始フレーム
end 活動終了フレーム
life 光点の寿命

イルカのときと同じ方法で動きも付けると、面白い表現ができます。

爆発

Normの値を調整すると簡単に爆発が表現できます。

Normを正の値にすると時間ともに広がっていきます。負の値にすると逆に(内側へ)進みます。

値を0.1に変更して確かめましょう。

ALT+Aでも動きだけは確認できます。

ちらばり方の調整

Face,Bspline,Vect を押すと散らばり方が変わります。

Randの値を0以外にすると、乱数が加えられます。

Totで全体の光点の数を調整できます。

重力

Forceの値を調整すると重力や風の影響を加えることができます。


色と光の強さ

光の強さはMaterialボタンウインドウ(下図)に切り替え,Haloを押し,HaloSizeで調整する。

光ではなく物体を拡散させる

形が子、Particleが親になるように親子関係を付けた後、DupliVertsを押す。




炎の表現

パラメータの値の違いでこんな表現もできます。

1.Add→Mesh→Circleを行う。点の数=炎の数です。
  Tabを押してから、位置と向きを調整する。

2.Animationボタンウインドウに切り替え、NewEffect、Build→Particleを行う。


3.Bsplineボタンを押し、パラメータは次のようにする。

Sta
-50
Life
30
RandLife
0.3
Norm
-0.008
Rand
0.014
ForceZ
0.2



4.Materialのパラメータ
  HaloとHaloTexを押す。
  Alphaを0.7にする。
  Addを0.7にする。

5.Textureを追加しCloudを選ぶ

6.Materialにもどり色を調整
  左を赤に、右を黄にする。