色の作成

色の作成の演習です。
12個の色を指示にしたがって作成しなさい。
9個は右図で示した色にします。
(できるだけ明るさが同じになるようにすること)。
A,B,Cの3個の色は授業中に指示します。

ファイル color.blend をダウンロードしてから始めます。
うまくいかない人は 学内専用サーバより同名のファイルをダウンロードしてみてください。



color.blend を開きます。
Blendeが起動され、次のように分割された画面になります。
A
B
C
D
A,B,Cの3つの部分は3Dの表示、Dの部分には各種ボタンが並んでいます。
この課題ではAとDの部分を使って作業します。

レンダリング(画像の計算)をしてみましょう。それには F12 を押します。
12個の四角形が並んでいますが、まだ色が付いていません。
ESC を押して画像のウインドウを閉じておきます。



マウスを使ってAの部分に並んでいる四角形のうち、左から2番目、上から2番目のものを選びます。
選択は 右クリック で指定します。選択された物体は紫色のワイヤーフレームで表示されます。
この色を灰色にしましょう。

目的の物体が選択された状態で D の部分を使って指定します。
D の部分の上部にある赤いボタン(Material buttons)を押すと、色などの設定をするためのボタンの表示に変わります。

今回は、まだ色の指定がまったくなされていないので、ボタンが表示されません。
そこでさらに、もうすこし右にある白い長方形のボタン(Browse Datablock)を押し、ADD NEW という表示のところでボタンを離します(クリックではありません)。これで新しいデータブロックが作成され、色が指定できるようになります。

たくさんのボタンが表示されますが、今回使用するのは、中ほどより少し左にある R,G,Bの3つのスライダ付きボタンだけです。このスライダを左右に動かすことで、R,G,B各色の強さ(明るさ)を指定します。これだけでどんな色でも作り出せるはずです。

R,G,B3つの値を同じにすると灰色になります。値は3つとも0.8にしておきます。この色の明るさを基準として残りの色を作ります。


残りの4角形にも同様に色を付けます。
物体を始めて選んだときは、色指定を行うためのボタンが表示されません。そのときは ADD NEW で新しいデータブロックを作成してから色の作成を行います。
ADD NEW でなく別の項目を選ぶと、他の物体と同じ色になるので注意すること。
2回目以降はすぐにスライダで調整を行ってよい。

F12 を押してレンダリングを行い、見本と同じ色になるまで微調整してください。
緑系統は少し暗めに作るとうまくできます。



Fileメニューより Save As を選び、新しく名前を付けて保存します。 同じ名前で保存しないこと。
ファイル名はアルファベットと数字だけで指定し、拡張子は .blend にします。
たとえば color1.blend

この形式で保存しておくと、再使用できます。

Fileメニューより Save Image を選び、画像にも名前を付けて保存します。
画像ファイルの拡張子は .jpg です。
ウエブページなどに張り込むこともできる形式です。

ファイル名の修正時などで delete キーは使えません。BackSpaceキーは使えます。
今回の提出物

完成した画像ファイル。

ファイル名は学籍番号の後ろに b.jpg を続けたものとします。
たとえば e2012345b.jpg のようになります。