サンプルデータを用いてアニメーションを作成してみましょう

1.サンプルデータのダウンロード

iruka.blend ←右クリックして名前を付けて保存

2.ブレンダーでファイルを開く

ダウンロードしたファイルをダブルクリックすれば blender が起動しファイルが読み込まれます。
うまくいかない場合は iruka.zip をダウンロードし、解凍したファイルを使ってください。

3.着色

中央にイルカが配置されています。
これに着色しなさい。(前期の復習)

4.アニメーションの設定

Display ボタンを表示し「終了フレーム」を100に、「出力ファイル形式」を AVIjpeg に変更しなさい。
他の値は変えなくよい。

ボタン 初期値 意味
  //render/ アニメーションファイルの作られる場所
ANIM   アニメーションファイルの作成
Sta 1 開始フレーム番号
End 250 終了フレーム番号
SizeX 320 横サイズ
SizeY 256 縦サイズ
  AVIraw ファイル形式 アニメーション非圧縮
  AVIjpg ファイル形式 アニメーション圧縮
  JPEG ファイル形式 静止画圧縮

5.アニメーション開始時のイルカの位置を設定

フレーム番号(Display Button Window の右上に出っ張っているタグ)を1にします。
↑で+10、↓で−10、→で+1、←で−1。

イルカを選択し移動、回転により位置を調整します。

i を押し表示されるメニューより LocRot を選びます。

6.アニメーション終了時のイルカの位置を設定

フレーム番号を100に変更し、5と同じ方法で最後の位置を指定します。

7.プレビュー

Alt + a でプレイ、Esc で停止です。
見たい3Dウインドウ内で行うこと。

8.ファイルの保存

ファイルを保存します。
Save As

9.アニメーションファイルの生成

保存形式が AVIjpg であることを確認し、ANIM ボタンを押します。
数値が表示されている間は計算中です(開始フレーム番号から終了フレーム番号まで)。
計算がすべて終了するとアニメーションファイルができます。

10.アニメーションの再生

render という名前のフォルダの中に 0001-xxxx.avi というファイルが出来ているはずです。
xxxx の部分は終了フレーム番号。

このファイルがアニメーションの完成ファイルで、ダブルクリックすると Media Player などで再生できます。
blender で再生するのではありません。

最初と最後の位置を指定すると、その2点を結ぶ直線運動になりました。

途中のフレームでの位置を1〜3箇所指定して、曲線運動をさせなさい。

完成したアニメーションファイルを提出しなさい。
ファイル名は 学籍番号a.avi とすること。