曲線に沿った動き

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曲線にそった動き

曲線ツールで曲線を描いておき、 その曲線に沿って物体を動かすことができます。

補間曲線、近似曲線のどちらでもかまいませんし、 開曲線、閉曲線のどちらでもかまいません。
曲線を描いた後、点の位置を修正して整えておきます。
「画面」メニューで「全体」を表示させて編集します。

設定方法

1)動かしたい物体と曲線の両方を選択します。
2)「アニメーション」メニューより「曲線からパスを設定」を選びます。
3)右図のウインドウで 開始と終了の値を入力して「OK」をクリックします。

物体: 動かしたい物体の名前が選択されていること。
曲線: 曲線が選択されていること。
向きは曲線に従う: チェックがついていると進行方向により物体の向きが変わります。
キーフレーム間隔: 「自動」「一定速度」「一定加速」から選択。
開始: 動きを開始するフレーム(秒)
終了: 動きの終わるフレーム(秒)
速度、終速、加速: 「一定速度」または「一定加速」のときは必要。

アニメーションのヒント

物体の移動(回転)と同様の方法で 「ライト」や「カメラ」にも動きをつけることができます。
スポットライトを動かしたり、 ライトの距離などを変えることでだんだん明るくしたり、 だんだん暗くするなどの効果も考えられます。
曲線にそった動きをつけるのも面白いかもしれません。

カメラに動きを付けるときの注意

カメラを動かしすぎないこと。
重要なシーンや、始め、終わりではカメラを固定したままの方がよい。
カメラの移動や回転はカメラビューで視点移動・回転ツールを使うか 右ボタン、中ボタンで行います。
ツール または中ボタンによる視点の回転は 選択している物体を中心に行われるので注意すること。
普通の部品の場合は選択しているものを中心に回転するのでわかりやすいが、 カメラを選択した状態での視点の回転はわかりにくい。
わかりにくいときは何も選択していない状態で使いましょう。

時間の配分

作品の時間配分を検討しましょう。
作品の始めの部分や終わりの部分では はげしい動きはやめて、見やすくするよう心がけましょう。
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