構成

目次にもどる

作品を構成する

次の点に注意して配置・構成すること。

1)物体の大きさは適当か?  各種の物体の大きさのバランスは適当か?

2)質感の違いは表現されているか?  物体により光り具合などが違っているか?  模様の大きさは適当か?

3)立体的に見えるよう視点とライトを調整してあるか?

視点の調整

立体的に見えるよう視点を調整します。斜めやや上から見るとよい。

壁や床の端(図の赤矢印部分)が写らないように調整します。 ズームを行って中央部分だけを写すか、壁や床を大きくすればできます。

ライトの調整

ライトの位置を調整します。
最初から配置されているライトを回転させ、少し下向きにします。
点光源を上または手前に1つ追加します。 スポットライトを使っても面白い効果が得られます。
レンダリングしながら位置を調整します。
ライトをダブルクリックしてパラメータの調整ができます。 強度、色などの項目があります。

その他の機能

表示・非表示

物体の数が多くなったり、床や壁などの大きな物体があると 一部の物体が見えにくかったり、選択しにくかったりします。
こんなときは、じゃまな物体を「非表示」にして編集を行います。
編集が終わったら、「表示」状態にもどします。
「非表示」「表示」はオブジェクトメニューにあります。 オブジェクトリストで右クリックして表示されるメニューより選んでもよい。
「非表示」の物体はレンダリングもされません。
回転体や管を作るのに使った曲線などを削除せず、 非表示にして残しておくこともできます。

曲線の編集

曲線の編集画面についての補足。
1)補間曲線と近似曲線の相互の変換
「曲線」メニューの「平滑方法」で指定します。 補間、近似のほかに「なし」を選択することもできます。 「なし」にすると折れ線になります。
2)開曲線と閉曲線
「曲線」メニューの「両端をつなぐ」で指定します。
3)点の削除
点を選択しておいて「点の削除」です。DELキーでも可能です。
4)点の追加
隣り合った点をいくつか選択しておいて「分割」することで 点の数を増やせます。
5)平滑度
曲線の一部だけを角にするには「平滑度」を使います。 点を選択しておいて「平滑度」を選ぶとウインドウが開きます。 平滑度を1にすると曲線、0にすると折れ線です。 中間の値も指定できます。

管の編集

曲線と同様の編集ができます。 メニューは「曲線」ではなく「管」です。
さらに太さを点ごとに変えることができます。
点を選択しておいて 「管」メニューより「太さ」を選び、値を入力します。
作例のテーブルの足はこの方法で作成しました。
目次にもどる